学校の特徴と基本データ
武蔵野東学園は、「心と体の健やかな子どもを育てたい」という、子を持つ親であればだれもが抱く願いを、そのまま教育理念として創立された私立学校です。学園最大の特色は、定型発達児(健常児)と自閉症児の『混合教育』体制(Inclusive Education Environment=IEE)と、自閉症児教育『生活療法』(「Daily Life Therapy」)の実践です 当学園の『混合教育』は、今教育・福祉の世界でその重要性を叫ばれている「インクルーシブ教育」のさきがけです。当学園のインクルーシブ教育には、50年の歴史に培われた様々な工夫が盛り込まれています。定型発達児(健常児)と障害児との交流が自然に促がされる環境(IEE)作りです。そしてそれが、定型発達児(健常児)には障害ある友達との共生を通じて他者にやさしい「心の教育」の実践となり、自閉症児には定型発達児(健常児)からの適度な刺激を受けて社会自立に向けた教育効果の高い障害児教育となっているのです。この教育システムは、その歴史と規模いずれにおいても世界に例を見ません。